会長 勝木 祥文

会長就任のご挨拶

2024年7月1日(月)

 名張ロータリークラブ2024-2025の会長を務めさせていただきます。
 ネームプレートが上から二段目。名張ロータリーに入会して18年目を迎えました。
 人生の4分の1をロータリアンとして送ったことになります。多くの人との良い出会い。また、悲しい別れもありました。
 ロータリアンとして積み重ねて来た、集大成の一年となりますよう努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
 名張クラブは創立62年目にしてガバナーを輩出する事となりましたが、まさかそれが私の年度に当たるとは思いもしませんでした。すでに一昨年度から船は動き出し、名張メンバーが中心となった、津市で開催された地区協議会は見事に乗り切りました。次に迫る地元開催の名張地区大会もメンバー全員で乗り越え、そして、次の港へと向かえるようしっかりと舵取りをしていきたいと考えております。
 2024-2025年度RI会長が掲げるテーマは『THE MAGIC OF ROTARY』です。
 彼女のスピーチの中で「クラブや地区が長年変わっていないからと言って、誰も変化を望んでないわけではありません」今こそ「変化」する事が必要と語っています。
 地域クラブは、例会を意義ある魅力的なものにし、友情を深め、親睦を心掛け、職業を通してのサービスに励み、そして学び、その先にある社会奉仕へ向かって進んで行くものと私は考えてきました。
 さらにRI会長は「50年間同じ方法で物事を行ってきたのであれば、見直す時が来ている」と続けています。会員基盤が維持できなければ、クラブは衰退します。
 近年の入会者の減少は、ロータリークラブと地域社会との間に生じているズレの大きさを我々が実感していないからと考えます。時代とともに「変化」が出来ない企業が淘汰されていくように、ロータリーも「変化」が問われる時代を迎えているのでしょう。
 大切なものは変えなくても、もっと「シンプル」なロータリーであっていいと私は考えています。少しずつですが、変わるクラブを見ていてください。
 今、名張ロータリークラブは、10月の地区大会に向けて、手探りの中で少しずつではありますが進んでいます。大変な一年になると、皆さんからご心配の声もいただいております。人数も決して多くないクラブで、豪華な装備も設備もありません。大波を超えるべく、友好クラブの力も借り、クラブメンバー全員で人智を尽くして到着地を目指してまいります。
 地区大会による負担を最小限にし、新メンバーのストレスにならないように、「名張らしく」コンパクトで、且つ「インパクト」を感じてもらえる大会にできればと考えております。
 各委員長さんはじめメンバーの皆さんには大切な時間を割いていただく事となりますが、重ねてよろしくお願いいたします。
 最後にポール・ハリスの「ロータリーとは何か」の一文を。
 ロータリーとは何なのか、何千人のロータリアンに聴けば、何千通りの答えが返ってくるだろう。しかし、もしロータリーが、より寛大で、より他人の良さを認め、より他の人と親しく交わり、助け合うようにしてくれるなら、そして、人生の美しさと喜びを発散し伝えるようにしてくれるなら、それが我々が求めるロータリーのすべてである。
 
それ以上ロータリーに何を求めることがあろうか。(原文訳のまま)
 メンバーのみなさんの一年間のご協力とご理解を心よりお願い申し上げます。

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